上川隆也主演「遺留捜査」が1年ぶりに新作SP! とっておきの“仕掛け”が

テレビ朝日系では9月21日に、上川隆也主演の「遺留捜査スペシャル」(午後8:00)を放送。人気ミステリードラマシリーズの新作では、瀬戸内海に浮かぶ架空の島・蒼海島を舞台に、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者をとりこにしてきた刑事・糸村聡(上川)がガラス玉に秘められた謎を追う。

主人公の刑事・糸村は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件を解決するだけでなく、遺族の心情をも救っていく。2022年夏クールにオンエアされた第7シーズンは、切なくも力強い感動のミステリーを届け、歴史ある「木曜ミステリー」枠のフィナーレを飾ったが、それ以来およそ1年ぶりにスペシャルで帰ってくる。

京都市内で不動産会社の営業スタッフ・坂上千尋の遺体が見つかる。この被害者がかつて蒼海島出身の男性と結婚し、そこで暮らしていたことが判明。さらに最近、蒼海島の土地売買をめぐって島民とトラブルを起こしていた事実も浮上する。そんな中、糸村は被害者が持っていたガラス玉に魅せられ、島のガラス工房へと向かう。そこで糸村は、被害者の元夫でガラス職人・相良克典と出会うが、彼は糸村も驚きを禁じ得ない人物だった――。

約1年ぶりの「遺留捜査」に上川は、「何よりも視聴者の皆さまがもう一度『遺留捜査』を見たいというお声を上げてくださったこと。皆さまの声が届いたからこそ、スペシャルの制作が決まったのだと思いますし、それがこの作品の“原動力”となっています。ただただ『ありがとうございます』という気持ちしかありません」と感慨深げ。

今回の舞台となる島でのロケについては、「『遺留捜査』の舞台が京都に移ってからは、撮影場所を滋賀や兵庫・神戸など隣県に求めることはありましたが、岡山まで足を伸ばしたことは初めてで、とても新鮮でした。また、内容的にも視聴者の皆さまに喜んでいただきつつ、驚いていただけるような“仕掛け”もあり、撮影は日々楽しかったです」と報告。

そして、あらためて「2011年に『遺留捜査』が誕生して、干支が1周しました。連続ドラマとしては7シーズン、スペシャルは本作が11本目となり、本当に“幸せな作品”になったと思っています。これもひとえに視聴者の皆さまのおかげです」と重ねて感謝の言葉を述べるとともに、「今回はそんな皆さまに“とっておきの仕掛け”を用意して、新たな『遺留捜査』をお届けできることを、本当にうれしく思います。僕自身、ここまで物語を重ねてきたにもかかわらず、まだ『遺留捜査』には盛り込める“何か”があるということに、驚き隠せませんでした。どうぞ、スペシャルの放送にご期待ください」と呼び掛けている。

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