八村塁がまさかの空振り! 大坂なおみが八村とのテニス動画を投稿

大坂とテニスで対決した八村

8月22日、女子プロテニス選手で元世界No.1の大坂なおみがテニスの動画をSNSに投稿。7月の出産後初めてとなるプレー動画の相手は、なんと八村塁(レイカーズ)。八村は腕の長さを生かしてフォアハンドを放つと、大坂をサイドに振ってみせた。

「“あの子(lil bro)”は勝てると思っていたみたいね笑」と絵文字付きで動画を投稿した大坂。八村はセンターへのサーブを見事リターンすると、返ってきたボールを続けてクロスにフラットでヒット。大坂をコートの外まで走らせたものの、続く返球をボレーしようとして空振り。走りながらラケットを振って苦笑してみせた。もしボレーが当たっていたら、4度グランドスラムを制している女王からポイントを奪えていたかもしれない。

4年目のNBAとなった2022-23シーズン、ウィザーズでスタートした八村は1月23日にレイカーズへトレードに。以来、スターターとしても活躍し、レイカーズのプレイオフ進出に貢献。今季は63試合に出場して、11.2得点、4.5リバウンド、0.9アシストというアベレージを記録している(ウィザーズ在籍時の成績含む)。8月25日に開幕が迫る「FIBAワールドカップ2023」への出場も期待されたが、6月27日に公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)を通じて出場辞退を発表。「このたびは今年の FIBA ワールドカップを欠場する決断をさせていただきました。ワールドカップを楽しみにしていてくれていたファンの皆様にはこのようなご報告になってしまい申し訳ありません。 とても難しい判断でしたが、昨シーズンと長いプレーオフ戦を終え、これから初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分の NBA キャリアを優先し考慮させていただき、このように判断いたしました。また、来シーズンに向けてこの夏はトレーニングに集中し、体のコンディションを整えさせていただきます。 関係各所の皆様、JBAの皆様、トム・ホーバス HCには今回僕の決断を理解していただき大変感謝しています。バスケ日本代表チームメートの活躍を祈るとともに、一番のサポーターとして応援させていただきます」とメッセージを出していた。

一方、大坂は昨年9月に日本で行われた東レ パン パシフィック オープンテニスに出場するも2回戦で棄権。その後妊娠を発表すると、先月無事赤ちゃんを生んだと明かしたばかり。今回の動画は、出産後、最初のプレー動画だったという。

ちなみに八村(1998年2月8日生まれ)と大坂(1997年10月16日生まれ)は同学年。大坂が八村のことを「lil bro(弟)」と書ていることからも、アスリート仲間としてかなり親しい関係にあるようだ。

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