Berlin Heals Holding AGの新役員にFelix Baader博士とRoland Diggelmann氏

進行中のCE試験の最終段階がスタート

ツーク(スイス), 2023年8月22日 /PRNewswire/ -- スイスの医療技術企業Berlin Heals Holding AG(Berlin Heals)は、Felix Baader博士とRoland Diggelmann氏が新取締役に就任したと発表しました。同社は2014年から全く新しい画期的な心不全治療法を開発、ファースト・イン・ヒューマン試験を成功させて現在、特許技術の承認に向けたCE試験を進めています。

取締役会長のUlf Berg博士は「豊富な経験と戦略的ビジョンを持つ2人の医療技術専門家であるBaader博士とDiggelmann氏をBerlin Healsの取締役に迎えることができ、大変うれしく思います。まさに絶好のタイミングです。当社の目標は、早期のCE認証取得です。現在進行中のCE認証試験ではパイロット試験の極めて良好な結果が裏付けられると考えており、2024年末ごろまでには同様の試験結果が得られるはずです。知名度の高い2人の取締役を今、新たに迎えることができたのは、当社にとって重要な一歩です」と話しています。

Felix Baader博士は「この重要な局面でBerlin Healsの取締役会の一員になれたことを光栄に思います。当社には、多くの心臓病患者の生活の質を大幅かつ持続的に改善する画期的な製品があります」とコメントしています。Baader博士は過去30年にわたり、ロシュ・ダイアグノスティックス(Roche Diagnostics)、バイオトロニック(Biotronik)、フィリップス(Philips)などのヘルスケア、テクノロジー部門でさまざまな要職を歴任し、現在はCongenius、Valtronic Holding、Bibus Group AGなどのベンチャー企業で取締役を務めています。

Roland Diggelmannは「Berlin HealsのC-MIC装置は拡張型心筋症治療のゲームチェンジャーで、大きな市場ポテンシャルがあります。入院期間を短縮するだけでなく、医療保険会社や病院の負担も軽減してくれるからです」と話しています。ロシュ・ダイアグノスティックスと英医療技術企業スミス・アンド・ネフュー(Smith & Nephew)の最高経営責任者(CEO)を歴任したDiggelmann氏は、Berlin Healsに貴重なノウハウをもたらしてくれます。同氏は、ソノヴァ(Sonova)、メトラー・トレド(Mettler Toledo)など、いくつかのスタートアップ企業でも、高い評価を得ている医療技術投資家や社外取締役として、戦略的開発およびM&Aの経験を生かして成功を収めてきました。

Berlin Heals Holding AGは、著名な心臓専門医であるJohannes Müller博士と起業家のMarko Bagaricによって2014年に設立されたジョイント・ストック・カンパニーです。同社は、一定のマイクロカレント(微弱電流)を用いて、心不全患者の心臓内の炎症パラメーターを迅速かつ持続的に改善する新しい治療法「C-MIC(心臓マイクロカレント)」を開発しました。進行中のCE試験の患者採用率は、現時点で約60%です。現在までに35を超えるC-MIC装置が埋め込みに成功しており、有望な結果を出し続けています。

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▽メディア問い合わせ先 Marko Bagaric
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