【動画】傷ついた心を守って──ウクライナ 戦争の中で生きる子どもたち

「どの子も自分の家や友達、以前の暮らしを恋しがっています。すべてが故郷の町と共に消えてしまいました」 そう話すのは、ウクライナで避難生活を送るオレーナ・べダさんだ。2022年8月、彼女の家族は絶え間ない砲撃から逃れるため、東部ドネツク州から中部キロボフラード州に避難した。仮設住居で暮らすオレーナさんの息子のワーニャさんは、不安のため夜はなかなか寝付けなかったという。 国境なき医師団は、避難してきた子どもたちに遊びや絵を描くことを通した心のケアを提供している。子どもたちが恐怖やネガティブな感情を乗り越えるために大切なこととは──。

おもちゃを使った心のケアの様子 Ⓒ MSF

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