トランプ氏投稿も制限、米裁判所 20年大統領選介入の保釈条件

米アイオワ州で開いた集会で演説するトランプ前大統領=7月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米南部ジョージア州の裁判所は21日、20年大統領選の敗北を覆そうとしたとして起訴されたトランプ前大統領に対し、保釈の条件としてソーシャルメディアへの投稿も制限した。他に起訴された被告と異なり、前大統領のこれまでの言動を考慮したとみられる。

 裁判所は前大統領の出頭時の保釈保証金を20万ドル(約2920万円)に設定。前大統領とともに起訴された側近のイーストマン弁護士やチェスブロ弁護士ら4人の保釈保証金をそれぞれ10万~1万ドルに定め、証人らを威嚇しないように求めた。

 前大統領には、証人らの「脅迫」を禁じた上にソーシャルメディアでの投稿も対象となると付け加えた。

© 一般社団法人共同通信社