人気ラーメン店のメニュー再現 飛竜、9月にチルド商品2種発売

ベトコンラーメン倉敷新京のみそラーメン(右)と麺屋大輔の塩ラーメンのチルド商品

 製麺地場大手の飛竜(岡山市北区撫川)は9月1日、岡山県内の人気ラーメン店のメニューを再現したチルド商品2種類を発売する。ベトコンラーメン倉敷新京(倉敷市帯高)のみそラーメンと、麺屋大輔(津山市東一宮)の塩ラーメン。いずれも県内のスーパーなどで販売する。

 みそラーメンは、白みそと赤みそをベースに、黒ごまを加えたスープと、もっちりした食感の生麺。塩ラーメンのスープは鶏肉、豚肉のエキスと魚介のだしを合わせており、生麺は喉ごしが良い、しっかりとした食感という。いずれも1パック2食入りで希望小売価格は540円。

 ベトコンラーメンは2020年5月、火災で閉店したが、システム開発・オーユーシステム(岡山市北区撫川)が事業を引き継ぎ、22年に営業を再開。麺屋大輔は格付け本「ミシュランガイド」に掲載された有名店という。

 飛竜は昨年も2店のチルド商品を発売しており、第2弾。半年で計16万パックの販売を目指す。同社は「第1弾はSNS(交流サイト)でも話題になる人気ぶりで、別の味をという要望も寄せられていた。商品を通じて岡山を盛り上げていきたい」としている。

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