寒川町長選が告示 4選目指す現職と2新人が立候補届け出 27日投開票

寒川町役場

 任期満了に伴う寒川町長選は22日、告示された。立候補したのは、いずれも無所属で届け出順に、新人の建築事務所所長の三堀清広氏(71)、4選を目指す現職の木村俊雄氏(73)=立憲民主推薦、新人の元町議会議長の杉崎隆之氏(58)=自民推薦=の3人。27日に投開票される。

 木村氏は「未来へ向けた利便性の高いまちづくり」を提起。新幹線新駅誘致地区周辺のまちづくり、子育て支援を訴える。

 杉崎氏は「閉塞(へいそく)感、停滞の打破」を主張。第2子以降の保育料や中学生給食費の無償化、寒川町周辺のにぎわいの創出などを掲げる。

 三堀氏は、子育て環境の整備を最優先課題に位置付け、子どもの医療費や学校給食費、就学、幼児教育の補助などを訴える。

 期日前投票は午前8時半から午後8時まで、町民センターで受け付ける。

 21日現在の有権者数は、4万780人(男2万670人、女2万110人)。

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