東京円、145円台後半

 22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比30銭円安ドル高の1ドル=145円75~77銭。ユーロは88銭円安ユーロ高の1ユーロ=159円24~28銭。

 朝方は米長期金利の上昇を背景に、日米の金利差拡大を意識したドル買い円売りが先行。1ドル=146円39銭まで下落した。その後、利益を確定するためにドルを売る動きが出て、やや円高に振れた。

 正午過ぎに岸田文雄首相と日銀の植田和男総裁が会談したが、相場への影響は限定的だった。植田氏は会談後「一般的な経済金融情勢についての意見交換だった」と指摘した。

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