NXアメリカ アリゾナに専用拠点 半導体、24時間体制で入出庫

 NXホールディングスのグループ会社、NXアメリカ(阿部俊哉社長)、半導体専用倉庫「メサ・ロジスティクスセンター」を今年2月に開設し、4月24日には開所式が執り行われた。
 倉庫はアリゾナ州メサ市に建てられ、開所式当日は同市の市議会議員など行政関係者約45人をNXHDの齋藤充社長および長嶋敦専務執行役員らが迎えた。
 倉庫の設備は航空輸送セキュリティTSAに準拠しており、半導体や電子部品の取扱いに必要な温湿度、防塵、静電管理といった環境要件を備えた。365日24時間体制で緊急な入出庫にも迅速に対応できる。高品質で効率的なオペレーションを半導体産業の顧客に提供していくという。
 アリゾナ州は様ざまな産業の先端技術が集まる地域。半導体関連企業も多くの生産拠点が立地している。「メサ・ロジスティクスセンター」は半導体産業に特化した倉庫。フェニックス・スカイハーバー国際空港から約15分の距離に構える。
 近接する半導体工場にも1時間以内でアクセスできるなど倉庫拠点として便利な場所に立地している。

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