福井駅、トンネルの検査公開 北陸新幹線、走行試験控え

北陸新幹線の第2福井トンネルで、内壁のコンクリートに浮きがないかハンマーでたたいてチェックする鉄道・運輸機構の作業員ら=22日午前、福井県鯖江市

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は22日、2024年春に敦賀(福井県敦賀市)まで延伸開業する北陸新幹線の福井駅やトンネルを検査する様子を報道公開した。

 検査は鉄道・運輸機構とJR西日本の作業員が実施。福井駅では、列車が走る空間に障害物がないことを3Dレーザー測量で確認した。福井市と福井県鯖江市を結ぶ第2福井トンネルでは、内壁のコンクリートに浮きがないかどうかハンマーでたたいてチェックした。

 鉄道・運輸機構によると、6月から進めていた駅やレール、トンネルの検査が9月15日に完了する予定で、同23日からは走行試験を行う。

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