【バスケB1】川崎ブレイブサンダースが新戦略 本拠地とどろきアリーナの観戦環境向上へ VIPルームも新設

新戦略やユニホームを発表した川崎の(左から)ウィンブッシュ、川崎社長、篠山、アレン=川崎商工会議所

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の川崎ブレイブサンダースは22日、川崎市川崎区の川崎商工会議所で、昨季の事業報告と2023―24年シーズンの新戦略を発表した。本拠地である同市とどろきアリーナの観戦環境向上を掲げ、VIPルーム新設やLED照明導入などに着手。川崎渉社長(39)は新アリーナ開業までの5年間を第2の創業期と位置付け、「(26年から新たなトップカテゴリーの)Bプレミアも始まる。変革期に大きく成長し、川崎の中で存在感を高めていく」と述べた。

 昨年4月~今年3月の売上高は前年比9億3800万円増の21億8400万円に上った。為替の影響を受けて人件費がかさんだものの親会社のDeNAからの特別協賛金を含めて黒字化を達成。チケット、グッズ・飲食、ファンクラブに加えてスポンサー収入も過去最高を記録した。

© 株式会社神奈川新聞社