【甲子園】連覇を狙う仙台育英に各地からエール

23日の夏の甲子園決勝を前に、各地で仙台育英の連覇への期待が高まっています。

仙台育英硬式野球部のOBが経営する、宮城県多賀城市の油そば店です。

仙台育英の練習場にも近いこちらの店には、硬式野球部の生徒や須江航監督が来店するということです。

硬式野球部OBの鈴木賢城店長は、気持ちを込めて戦えば優勝できると期待しています。

油そば専門店はてな多賀城本・鈴木賢城店長「決勝は働きながらですけど、仕事になるのかなっていうのが正直なところですね。もう1回あの感動したいですね。もう一生の宝物というか」

こちらの店では、23日の決勝終了後から24日まで、記念セールとして普段870円で提供してる油そばを500円で提供するということです。

宮城県登米市に本社があるスーパーマーケットでは、23日の決勝後に記念セールを行うことになり準備に追われています。

登米市は高橋煌稀投手と尾形樹人捕手の出身地で、2人は小学校の時からバッテリーを組んでいました。

ウジエスーパー本部青果佐藤允俊係長「地元登米市から仙台育英という強豪に行って、レギュラーでバッテリーとして活躍する姿を見て親のような気持ちです」

セールでは、果物や刺身などを通常より2割から5割安く提供するということです。

ウジエスーパー本部青果佐藤允俊係長「価格設定にこだわっていて、育英にちなんだ1,981円や、野球にちなんだ890円ですとか、サンキューセールの39円でのセールを企画しております」

セールは、宮城県の27店舗で23日の決勝終了後から結果を問わず27日まで行われます。

東北の入り口に当たる白河の関跡に建つ、福島県の白河神社です。

岩附真結子記者「境内には、前年の悲願達成に続いて再び優勝旗をと祈願する絵馬がいくつも奉納されています」

前年に続いて、深紅の大優勝旗の白河の関越えを祈願して、多くの参拝客が訪れています。

2022年の末には須江航監督や湯田統真投手も訪れ、大会の必勝を祈願したということです。

神社には既に優勝記念の御朱印が用意されていて、連覇を祝う準備は万全です。

白河神社西田重和宮司「うれしいですね。やっぱり何かのパワーになったらいいなと。是非頑張っていただいて、深紅の優勝旗を持ってきてくれると思います」

23日の決勝では、白河の関跡でもパブリックビューイングが行われます。

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