フィギュアスケートの宇野昌磨選手が子どもたちに“世界の経験”語る 「毎日ゲームがしたいと考えながらスケートをしていた…」 葛藤した過去も

名古屋市出身で、フィギュアスケートの宇野昌磨選手が、世界で戦う中で培った経験を夏休み中の子どもたちに伝える「サマーキャンプ」が愛知県豊田市で開かれました。

オリンピックメダリストのフィギュアスケート宇野昌磨選手らトヨタ自動車所属のアスリートが、「挑戦する大切さ」や「成長する楽しさ」をテーマに語った「トヨタスポーツサマーキャンプ」。

(宇野昌磨選手)
「勉強やスポーツも、できないことをちょっとずつできるようにする。だんだん楽しくなっていって、挑戦することは僕にとって大切な時間」

これはトヨタ自動車が、従業員の子どもたちにアスリートとの交流を通して、世界で戦う中で培った経験を学んでもらおうと初めて開いたもので、子ども50人が参加しました。

(宇野昌磨選手)
「自分なりの楽しさを見つけることが、一番目標を成し遂げる近道かなと思います」

「成長する楽しさ」について語った宇野選手。しかし、小さいころからフェギュアスケートに打ち込む中で、葛藤もあったそうで…

(宇野昌磨選手)
「毎日ゲームがしたいと考えながらスケートをしていました。ゲームの方が楽しかったけれども、スケートの楽しさを少しずつ自分なりに見つけることができました」

子どもたちの前に立ち、自身の経験を伝え終えて…

(宇野昌磨選手)
「学校の先生の気持ちというか、そんな気分になっていました」

このキャンプは、24日までで走り方やラグビー教室も開かれ、体を動かす楽しさなども学びます。来年以降は、一般向けに開催する予定です。

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