朝ドラ・要潤演じる田邉の遺言に、SNS涙「田邉教授ロスが…」

天真爛漫な主人公・万太郎がやがて訪れる激動の時代を逞しく乗り越えていく連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月22日放送の第102回では、万太郎たちが田邉の死を新聞で知ってから数カ月後、妻・聡子が万太郎たちを訪ねてくるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

聡子(中田青渚)から田邊の遺言を聞く万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

田邊(要潤)の死を知り、動揺する万太郎(神木隆之介)と友人の波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)。それからしばらくして、万太郎たちが暮らす十徳長屋に田邉の妻・聡子(中田青渚)がやってくる。

田邉が持っていた植物学の蔵書を万太郎に託し、遺言を伝える聡子。田邉の遺志を受けた万太郎は、「植物学の種」を芽吹かせるため、これまで以上に研究に打ち込みたいと妻・寿恵子(浜辺美波)に告げる。寿恵子は万太郎を助けるため、叔母・みえ(宮澤エマ)が営む店を訪れるのだった。

今回の放送では、大学を辞めたばかりの田邉が、聡子に「私の蔵書は槙野に譲る。私の植物学は終わった。この先は、Mr.Makinoに」と遺言を残していたことが明らかとなった。

万太郎に対し複雑な思いを抱き、最後は大学から追放するまでに至った田邉。それだけに、SNSでは「田邉教授、やっぱり万太郎のこと気にかけてくれてたんやね」「田邉教授の万太郎への想いが憎しみではないと、最後に万太郎に伝わって良かった」「まさか田邉教授ロスになる日が来るとは・・・」など、さまざまな意見が寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月23日放送の第103回では、みえが寿恵子にお金を貸す代わりに、料亭で仲居として働かせることを決める。

文/つちだ四郎

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