茨城代表・土浦日大ナイン、「お帰り」 夏の甲子園初の4強 市民ら駅で歓迎

帰郷して歓迎を受ける土浦日大高の選手ら=JR土浦駅

全国高校野球選手権大会で初の4強入りを果たした茨城県代表、土浦日大の選手たちが22日、同県土浦市に帰郷した。JR土浦駅では大勢の市民や駅員らが「お帰りなさい」と歓声や拍手で出迎えた。

選手たちは午後5時過ぎ、特急列車で同駅に到着。駆け付けた市民らから「ありがとう」「格好よかったよ」と次々に声をかけられ、笑顔を見せた。

整列した選手たちに安藤真理子市長と川野重匡駅長が「ベスト4おめでとう」と花束を手渡した。塚原歩生真主将(3年)は報道陣の取材に「感謝の気持ちでいっぱい。後輩には大優勝旗を土浦に持ち帰ってほしい」と力強く語った。

鈴木大和三塁手(3年)の姉、奥井若葉さん(22)は「みんな頑張った」。試合中に球審へボールを渡す「ボールパーソン」を務めた飯塚蒼文選手(3年)の母、愛さん(40)は「土浦が盛り上がって良かった」と話した。

出迎えた安藤真理子市長らから花束を贈られる土浦日大高の選手たち=JR土浦駅

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