【インドネシア】ユニ・チャーム、東ジャワ工場で太陽光発電[公益]

衛生用品大手ユニ・チャームのインドネシア法人、ユニ・チャーム・インドネシアは、東ジャワ州スラバヤ近郊のモジョケルト県ンゴロ工業団地内で操業する同社第3工場と、不織布やウエットティッシュを製造する子会社ユニ・チャーム・ノンウーブン・インドネシアの工場の2カ所に太陽光発電パネルを設置し、7月に稼働したと発表した。

発電容量は、ユニ・チャーム・インドネシアの第3工場が4.65メガワットピーク、ユニ・チャーム・ノンウーブン・インドネシアが1.34メガワットピーク。合計発電容量5.99メガワットピークは、ンゴロ工業団地内では最大規模となる。

これら2工場の電力を再生可能エネルギーに切り替えることで、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間で7,000トン以上削減できると見込む。

ユニ・チャーム・インドネシアは、西ジャワ州のカラワン工業団地(KIIC)で操業する第1工場でも、2022年7月から太陽光発電設備を稼働している。

3つの工場の全てを稼働することで、年間で合わせて約1万5,000メガワット時の電力を再生可能エネルギーによる発電に切り替え、CO2排出量の削減量は1万4,000トンになると見込む。さらに今後は、再エネで発電されたことを証明する「再生可能エネルギー証書(REC)」を取得した電力も活用することで、28年までに再エネ比率100%を目指す。

7月に稼働を開始したユニ・チャーム・インドネシア第3工場(左)と、ユニ・チャーム・ノンウーブン・インドネシアの太陽光発電パネル(ユニ・チャーム・インドネシア提供)

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