アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』 キュートな新キャラとの会話に苦戦するハッコンにツッコミ「意思疎通できないと思う方が普通だよなw」

TVアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』の第7話が8月16日に放送された。本作は、自動販売機として転生した主人公が、異世界を生き抜く“奇想天外”の自販機アニメだ。
6話の振り返りはコチラから

前回、無事に鰐人魔(がくじんま)の主(ぬし)討伐に成功したものの、階層割れによって地下の階層まで落ちてしまったハッコン。暗闇を急降下していく中、“風船自動販売機“にフォルムチェンジして浮力を上げようとする。

風船で落下のピンチを切り抜けるハッコン

さらに“段ボール自動販売機“に変身して軽量化することでゆっくりと降下。しかしふと下を見たハッコンは「な、なんじゃこりゃー!」と悲鳴を上げる。たどり着いた先は、なんと巨大迷路の階層だった。

降り立った先の巨大迷路階層

自ら動くことのできないハッコンは、新機能のソーラーパネルでポイントを貯めながら、焦らず助けを待つことに。しばらくすると、遠くからバックパックを背負った4匹の袋熊猫人魔が走ってくる。4匹を追いかけていた豊豚魔(ほうとんま)をハッコンが退治すると、4匹が興味津々でハッコンに近づいてくる。

豊豚魔から逃げる4匹の熊猫

このチャンスを逃せないと感じたハッコンは、早速熊猫たちとコミュニケーションを試みる。冷凍食品の自動販売機にフォルムチェンジし、温めた冷凍から揚げでおもてなし。初めは「気を付けるんだ。物で釣るタイプのわなかもしれない」と警戒していた熊猫たちも、美味しそうな匂いにとうとうしびれを切らし、ハッコンの料理をむさぼり始める。

ハッコンが出す料理に驚く熊猫たち

熊猫たちの正体は、一攫千金(いっかくせんきん)を求めてこの階層へやってきた“暴食の悪魔団”というハンター集団。ハッコンが発する言葉を聞いた熊猫が、「もしかして、ボクたちの言葉を理解してたりしますか?」と投げかけるも、ハッコンは「いらっしゃいませ」と限られた言葉で必死に意思疎通を図ろうとする。しかし、「やっぱり言葉が通じてないよ。適当な言葉を返してるだけだ」と軽くあしらわれてしまう。

これを見た視聴者からは、「悪魔団可愛いな!」「理解力皆無すぎるw」と話が通じない熊猫たちを見守る温かい意見が上がった一方、「意思疎通できないと思う方が普通だよなw」「普通は察せないだろw」「伝わったラッミスがすごい」と、今まで成立していたハッコンとラッミスの会話に改めて驚く声も見られた。

意思疎通ができずに困るハッコン

暴食の悪魔団の4匹は、ハッコンを“お宝”として持ち帰ることに。「これでいつでも食べられるね!」「鎖食堂あたりに売り込めば大金が転がり込むぞ」とはしゃぐ熊猫たちの傍ら、ハッコンは「売られる気はないぞ」と心の中でつぶやくのだった。

ハッコンを持ち帰る暴食の悪魔団

道すがら豊豚魔が表れると、ハッコンは“灯油計量器の自動販売機”にフォルムチェンジ。地面に広がった油で滑って転倒させ、豊豚魔を無力化する。

灯油で豊豚魔を無力化するハッコン

そうしているうちに地面が大きく揺れ、階層主の炎巨骨魔(えんきょこつま)が突如出現。熊猫たちはハッコンを引き連れて慌てて走り出し、なんとか炎巨骨魔から逃げきるのだった。

突如出現した階層主の炎巨骨魔

その夜、野営で眠っていた熊猫たちのもとに、炎飛頭魔(えんひとうま)が近づいてくる。「早く処理しないと炎巨骨魔を呼ばれるぞ」「えっと…奴らの弱点は…」と焦る熊猫たちに、ハッコンは水のペットボトルで助け舟。水を炎飛頭魔にかけて消火し、無事に危機を乗り切る。

水のペットボトルで炎飛頭魔を退治する熊猫たち

翌日、ハッコンは捜索に出ていたラッミス一行と再会。そして熊会長から熊猫たちに「ハッコンは意思の疎通が可能だぞ」と衝撃の事実が伝えられると、熊猫たちは「そんなー!」と叫びをあげるのだった。

ハッコンに再開し涙ぐむラッミス

8月23日放送の8話では、ハッコンたちがケリオイルから炎巨骨魔の討伐に誘われる。どうやら愚者の奇行団は「どんな願いもかなう」という迷宮に伝わる伝説のために、階層主を倒してコインを集めているらしい。暴食の悪魔団も仲間に加わり、一行は迷路階層の階層主である炎巨骨魔に挑む。

階層主である炎巨骨魔に挑む

『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』8話は、8月23日(水)22時よりTOKYO MX、BS日テレほかにて放送予定。

©昼熊・KADOKAWA/「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」製作委員会

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