オンライン無料座談会「自社でも始めてみよう!0から学ぶ健康経営~中小企業法人部門について~」開催レポート

「産業保健新聞」読者の皆さまこんにちは。
ドクタートラストセミナー事務局です。
今回は、8月2日に開催したオンライン座談会「自社でも始めてみよう!0から学ぶ健康経営~中小企業法人部門について~」の内容をレポートします。

2023年3月に発表された「健康経営優良法人2023」によると中小規模法人部門で14,012法人が認定され、認定を受ける企業は年々増加しています。
ここまで多くの企業が認定を受けてきたのも生産年齢人口の減少と従業員の高齢化、人手不足などの社会問題を背景に「従業員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいく必要性」を感じていることがわかります。

そこで、ドクタートラスト所属の保健師、清が講師役を務め、前半は健康経営や健康経営優良法人制度について解説、後半は健康経営に取り組もうと思ったきっかけや事前にいただいた質問について意見交換会を座談会形式で行いました。

開催概要

座談会名称:「自社でも始めてみよう!0から学ぶ健康経営~中小企業法人部門について~」
日時:2023年8月2日(水)15時~16時
会場:ZOOMを使ったオンライン開催

講師プロフィール

座談会内容

動画で学ぶ!企業が健康経営に取り組むべきこととメリットとは

衛生委員会ハンドブック資料の解説動画では、企業として健康経営にどのようなことに取り組む必要があるのかを解説しました。
その中の一部をご紹介します。

健康経営優良法人を取得するにあたり、優先的に取り組んでほしい項目は大きく2つあります。
1つ目は、健康づくり担当者を設置すること。
2つ目は、定期健康診断受診率を上げ、100%を目指すことです。
特に受診率を上げるためには、まず現状を把握することが必要で、会社全体や部署ごとの受診率を算出してみる、就業時間内に健診を受けられるようにする、繁忙期を避けて健診期間を設けるなどのコツを具体的に解説しています。

健康経営に取り組もうと思ったきっかけ

後半は、清保健師を中心として参加者の皆さんと座談会を行い、企業の総務人事や管理本部の方にご参加いただきました。

座談会ではまず初めに、事前にいただいた質問について解説を行いながら、参加者の皆様のご意見も伺いました。
質問「健康経営を実施していくうえで、フィットネスクラブなどの会社負担など、運動を勧めるような取組について何かあれば知りたい」に対しては、健康経営優良法人2023の評価項目「運動機会の増進に向けた取り組み」のポイントや、弊社の取り組み、社外リソースについて解説しました。
また、質問「健康企業宣言や他社の施策・取組を知りたい」に対しては、参加者の方から「毎月健康に関する情報発信や産業医より健康経営についてアドバイスをもらっている」という意見や「健康診断結果の未受診者に対して保健師による受診勧奨を行う、残業を減らし多様な働き方ができるようにフレックスタイムを導入している」などの意見がありました。
清保健師から、ドクタートラストの健康企業宣言や食生活改善・コミュニケーション促進の取り組みについて紹介しました。
取り組みのポイントとしては、自社の強みを生かした取り組みであること、また他社事例を参考にする場合には、同業種や同じような社員数うである方が参考にしやすく、現実的に取り組みやすいものが多くおすすめとお伝えしました。

参加者の反応

座談会ご参加の皆様はこのようなご様子でした。

・ 積極的に質問をしてくださった
・ 自社での取り組みについて詳細に共有してくださった

さいごに

今回の座談会には、これから健康経営を始めたいと思っている中小企法人部門の企業様に参加いただきました。
そのうえで、健康経営に取り組もうと思ったきっかけや自社での取り組みをそれぞれ発表、お互いに工夫している部分や上手くいった事例を出し合っていただきました。
他社の好事例を知ることで、今後健康経営を進めていくうえでの参考になれば幸いです。

第1水曜日に開催中!無料のオンライン座談会

ドクタートラストでは、毎月第1水曜日に無料のオンライン座談会を開催しています。
会社の人事担当者、衛生管理者、産業保健スタッフの方であれば、どなたでも参加いただけます。
詳細は、以下リンクよりご覧ください!

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