EXIT兼近大樹 写真集を見た相方が「嫉妬でおかしくなっています。今はぎくしゃくした関係です」

お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が22日、都内でファースト写真集『虚構』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催した。

写真集は、兼近の地元である北海道札幌でオフ感満載のショットや、自然の中で戯れる無邪気な笑顔、色気を感じる肉体美、スタジオで撮り下ろしたクールな姿、ライブでの真剣な表情、新たな一面を発見できる一冊となっている。

写真集を出版するきっかけを聞かれると「毎年自分の顔ファンに向けて誕生日に何かするっていうのが決まり事があって。等身大の抱きまくらとか作っていました。顔ファンからは『あまり面白いこととかやらないでください』とか言われちゃうんですよ。じゃあ、ちょうどいい間をとって何かなと思ったら、今年は写真集。やっぱり顔ファンはうれしいじゃないですか。顔ファンに向けてのプレゼントって感じです」と説明した。

タイトル『虚構』の意味については「ありえない構図をありえるような感じで撮っています。今までみなさんが見てきた写真集はすべて作られた写真集ですよっていう暴露本ですね。ソフトクリームを鼻につける写真とか、ドラコ・マルフォイもあって、それも是非みて欲しいです。あと韓国のオーディションを勝ち抜いた男っていうイメージの写真もあります。どこかで誰かがやっているやつ再現してこだわりました」と話した。

続けて「山P(山下智久)のコンセプトを丸パクリしていたりもしています。かっこいいなと思って、真似させてもらいました」と答えた。さらに目黒蓮をイメージした写真もあり、「これ濡れ目黒蓮とタイトルを付けているんですよ。このカットが気に入っていますね」と紹介。そんな写真集の出来栄えを自己採点してもらうと「990点です。TOEICだと満点かな。パーフェクトかなって感じです」と胸を張った。

写真集を出したことで、相方のりんたろー。の反応を聞かれた兼近は、「嫉妬でおかしくなっていましたね。写真集はあの方がやりたかったことなんですよ。とりあえず誕生日に何か出したかっただけなんですけどね。だから今は、関係がぎくしゃくしている状態です。早く仲直りしたいと思っているんですけど、この写真集が売れなかったら仲直りできるのかな」と語った。

りんたろー。に向けてメッセージを求められると「心が壊れないようにできる限り僕の写真集を見てくれたらうれしいです。でもこれ見たらまた嫉妬でおかしくなっちゃうかもしれないですね」とコメントした。

写真集には交友のある芸能人からのメッセージも掲載されているそうだが「いろんな親しい人からコメントがあって。そのコメントを見られるだけで写真集の元が取れるくらいですね。さんまさん(明石家さんま)のまったくふざけていないコメントも見られるし、それだけで価値がありますから」と話した。しかし相方からのコメントには不満があるようで、「相方であるりんたろー。さんのコメントが一番短いんですよ。『間違いなくそういうこと』嫉妬の表れですね。心が壊れないように、僕の写真集を見てくれたらうれしいです」と呼びかけた。

最後に写真集の目標販売部数を聞かれると「1万部はいきたいな」と答えると、すでに1万部は超えたとスタッフ明かされた。「じゃあ、1万2000部」と謙虚な目標を掲げた。

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