都医学研都民講座(第5回)を10月10日(火)に開催します

「聴こえ」と健康な未来社会

東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「「聴こえ」と健康な未来社会」を 2023年10月10日(火曜日)に開催します。 講師に 大阪大学大学院医学系研究科 教授 日比野 浩先生をお迎えし、当研究所の 吉川 欣亮 プロジェクトリーダーとともに、お話しいただきます。
なお、今回の講座は、ハイブリッド形式(会場+オンライン配信)にて開催します。皆様のご参加をお待ちしています。

1 日 時 2023年10月10日(火曜日)午後2時30分から午後4時まで

2 開催方法 会場とWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド開催

3 演 題

「聴こえ」と健康な未来社会
大阪大学大学院医学系研究科 教授 日比野 浩

【講師略歴】
1994年 大阪大学医学部 卒業
1994年 大阪大学医学部・耳鼻咽喉科 入局
1999年 大阪大学大学院医学系研究科 博士課程修了(耳鼻咽喉科学)
1999年 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学講座 助手
1999年 米国ロックフェラー大学 研究員(2002年まで)
2007年 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学講座 准教授
2010年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 分子生理学分野 教授
2021年 大阪大学大学院医学系研究科 統合薬理学 教授

【講演要旨】
普段、何気なく使っている耳。健康な聴覚は、ヒトの活動に欠かせません。現在、難聴に苦しむ方々は、我が国に一千万人もいます。難聴は、高齢者に多く、コミュニケーションや生活の質を低下させますが、近年、認知症との関係も指摘されています。難聴の多くは、耳の奥にある「内耳」の障害によります。この骨に囲まれた小さな臓器は、様々な働きをするミクロな部品が組み合わさって成り立っています。ふしぎな「聴こえ」のメカニズムを、内耳を中心に紹介しつつ、聴覚や難聴の研究にいかに取り組めば“心豊かで幸せな”未来社会を創っていけるかを考えます。

4 参 加 定員540名
(都医学研講堂:40名、オンライン:500名 事前申込、先着順、無料)

5 申 込
【会場で聴講する方】
往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。
往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第5回都民講座(対面式希望)」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。
メールは、件名を「第5回都民講座(対面式希望)」とし、氏名(フリガナ)、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin [at] igakuken.or.jp) (※[at]は@に置き換えてください。)までお申し込みください。

【オンライン視聴の方】
ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2023/tomin05.html)の登録フォームよりお申し込みください。

【締切】
締切は10月2日(月曜日)(往復はがき:必着、メール:必着)