「コースで出てしまう突然のスライスで悩む人」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーNさんの悩み】
「練習場では出ていなかったのに、コースに出た途端スライスが止まらずOB連発…。ティショットで右へのミスを防ぐには、どうすれば良いですか?」
【石坂翔子のレスキュー回答】
練習場とコースの一番の違いは、ターゲットに対して方向の目安となる直線的なラインがないことです。目安がないのでティイングエリアでは、無意識にターゲットより右or左を向いてしまうことが多く、突然のスライスに悩む人はそこが原因だと考えられます。スイングを疑う前に、まずはスクエアに構えられているかをチェックしましょう。
1. 両ひざ、両腰、両肩をそろえる
チェック方法は両ひざ、両腰、両肩の3カ所にクラブを当て、目標に対して平行になっているかを確認します。しっかり向いていると思っていても、意外とひざは右、腰と肩は左と、バラバラに構えてしまっている人が多いです。
2. フェースをボールから離してセットする
左足体重で右肩がかぶり、クラブが外側から入りやすい体勢で構えている人も要注意です。ヘッドをソールする際に、フェース面をボールから20~30cm離した状態でセットしましょう。フェース面がスタンスの真ん中に位置するように構えます。
3. 仮想ボールを打ち抜く
フェース面をセットした後は、仮想のボールをイメージします。ショット時は実際にティアップしたボールではなく、フェースのすぐ前にある仮想ボールを打つように振ることで、スライスの原因となる極度なアウトサイドインを防ぎます。
【今回のまとめ】たかがアドレス されどアドレス
・両ひざ、両腰、両肩をそろえる。
・フェースをボールから離してセットする。
・仮想ボールを打ち抜く。
取材協力/千葉夷隅ゴルフクラブ