グラウンドにくぎ940本 愛知・西尾、14カ所点検

 愛知県西尾市は23日、市が管理するグラウンドなど計14カ所を点検し、くぎや金属製とみられるくい940本が見つかったと明らかにした。4月に同市の公園でソフトボールの練習をしていた小学4年の男子児童が地面から突き出たくぎで左脚を大けがしていた。

 市によると、長さ10~33センチのくぎやくい計940本が目視や金属探知機を使った調査で見つかった。331本のくぎが見つかったグラウンドもあった。

 野球のホームベースを置く位置などを示すために利用者が打ち込んだとみられる。市は子どもが遊ぶグラウンドなどでくぎを打たないよう注意喚起する。

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