フロー・ライダー、赤ちゃんがライブでクラウドサーフィンする映像が話題に

先週末、フロー・ライダーが出演した米ペンシルバニア州で開催されたフェスティバル【Celebrate Erie】での一幕がSNSで話題となっている。

米TMZが投稿したこの映像には、フロアまで降りてきてパフォーマンスしていたフロー・ライダーが、客席にいた赤ちゃんを自身の元に送るよう親に指示する姿が映っている。数秒のうちに、赤ちゃんは観客の手を借りて、そっとクラウドサーフィンしながら前方に移動し、フロー・ライダーの元に無事たどり着いている。彼は赤ちゃんを抱いて「Low」をパフォーマンスしながら踊り、赤ちゃんが歌うためにマイクを口に近づける仕草も見せた。

その後、赤ちゃんはフロー・ライダーとともにステージ上に移動したようで、彼が「GDFR」をパフォーマンスしている間、クルーの一人が映画『ライオン・キング』のように赤ちゃんを抱き上げている。

フロー・ライダーは、エナジードリンク・メーカーのセルシウスがエンドースメント契約に違反したとして、同社との法廷闘争の末、今年1月に8,200万ドル(約119億円)の違約金を手にしていた。彼は、2021年に起こした訴訟で、契約条件に基いて数百万ドル分の追加株式と継続的なロイヤリティを支払う義務があると主張していた。ブロワード郡の陪審は、セルシウスがラッパーと交わした2つの契約に違反したと判断した。

フロー・ライダーの弁護士ジョン・J・ウスタルは、「彼らはこれらの複雑な法的問題をすべて理解し、我々の見解では正しい結論に達しました」と当時米ビルボードに語り、「我々のクライアントが証言を終えた後、この人物が貪欲な人物でないことは疑いようがありませんでした」とコメントしていた。

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