梓みちよ、オリジナルシングル49タイトルを全世界サブスク解禁 『こんにちは赤ちゃん』『二人でお酒を』など、オリジナルのアートワークとともに8月23日より配信開始!

梓みちよのシングル盤(EP)全49作品が、8月23日から各種音楽配信サービスにてストリーミング配信されることが決定した。

1962年に”ボサノバ娘”のキャッチフレーズを引っ提げて、キングレコードより『ボッサ・ノバでキッス』でデビューした梓みちよ。『こんにちは赤ちゃん』『二人でお酒を』などのヒット曲をはじめ、ポップスから歌謡曲まで幅広いレパートリーを持つアーティストとして知られる。

今回の配信では、オリジナルのアートワークが使用されているのも特筆すべき点だ。時を経ても色褪せずに、ビビッドな輝きを放つアートワークにもぜひご注目いただきたい。

作品ピックアップ

『こんにちは赤ちゃん』
1963年11月1日リリース
永六輔作詞、中村八大作曲、中村八大編曲。

梓みちよを一躍スターダムに押し上げた代表作である。新たな命と出会った母の心情を唄った楽曲でNHKの人気番組「夢であいましょう」の中で今月の歌として紹介されると、100万枚を超える大ヒットとなった。この曲で第5回日本レコード大賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たす。

『二人でお酒を』
1974年3月25日リリース
山上路夫作詞、平尾昌晃作曲、森岡賢一郎編曲。

『こんにちは赤ちゃん』と並ぶ、梓みちよの代表作のひとつである。清純派のイメージから一転、大人の恋愛模様を描いた楽曲で大ヒットとなった。テレビ番組やステージで披露する際に、1番を歌唱したあと胡坐(あぐら)をかきながら歌うのが定番であった。その後続く”大人の女”路線のきっかけとなった作品。

梓みちよ 配信タイトル一覧

ボッサ・ノバでキッス/恋のゆきどまり(1963年1月20日)
スカイリング・デイト/グッドバイ・ジョー(1963年2月10日)
恋はボッサ・ノバ/すてきなメモリー(1963年3月20日)
渚のデイト/ラスト・ダンスを私と(1963年5月15日)
ヘイ・ポーラ/黒い瞳に青い空(1963年6月20日)
けんかでデイト/バイバイ・ハイスクール(1963年9月1日)
こんにちは赤ちゃん/いつもの小道で(1963年11月1日)
きよしこの夜/別れのワルツ(1963年11月1日)
ダンケ・シェーン/月光価千金(1964年1月20日)
素敵な新学期/さよならデイト(1964年2月10日)
ラスト・ダンスを私と/二人で夢を(1964年3月10日)
ひとりだけの歌/パララン・パン(1964年4月10日)
おかあさん/12と13(1964年5月1日)
夢みる想い/ウィッシング・ウェル(1964年6月1日)
アウフ・ヴィーダーゼーン/二人はステディー(1964年7月1日)
リンデンバウムの歌/夕陽が似合う(1964年10月31日)
白い想い出/幸福を祈ろう(1964年12月10日)
忘れな草をあなたに/虹を掴もうよ(1965年4月10日)
言えばよかった/ごめんなさい(1965年7月10日)
忘れたはずなのに/笑顔をみせて(1965年10月20日)
ねむの木の子守歌/おめめがさめればかあさん(1966年3月1日)
ポカン・ポカン/憶えているかしら(1966年6月20日)
赤いつるばら/白い浜(1966年9月10日)
キッスして/お嫁さん(1967年2月1日)
渚のセニョリーナ/二人の夏(1967年6月10日)
恋のギターラ/恋してる(1967年10月20日)
あなたの時計/ふたりのこころ(1968年2月20日)
月夜と舟と恋/夜はバラ色(1968年6月1日)
愛せないの/めぐり逢うために(1968年10月1日)
だけど愛してる/夜のせいなの(1969年2月1日)
渚のSha La La/熱い愛(1969年6月20日)
麗人の唄/愛の新世界(1969年10月20日)
朝とブラック・タイ/一年前の街角で(1970年3月1日)
売れ残ってます/ナルシズム(1970年7月20日)
愛されてます/悲しい旅(1970年12月1日)
陽のあたる窓辺/もう来ない明日(1971年4月20日)
ここに幸あり/約束(1971年11月10日)
愛はルフラン/眼が覚めて(1972年6月10日)
二人でお酒を/両手で愛して(1974年3月25日)
淋しがりや/別ればなし(1974年9月25日)
あかいサルビア/リリー・マルレーン(1975年3月25日)
よこがお/九月の渚(1975年8月25日)
二日酔い/独りあるき(1976年2月21日)
メランコリー/雪どけ(1976年9月21日)
女達のキィ・ワード/UP AND DOWN(1977年3月21日)
ノクターン/ひとり暮し(1977年9月5日)
銀河系まで飛んでいけ!/ミストレス(1978年1月21日)
熱帯夜/フィニッシュ(1978年6月5日)
信天翁/ミッドナイト・ブルー(1978年10月5日)
※()は発売日

梓みちよ 各音楽配信サイト:
https://king-records.lnk.to/michiyo_azusaPR

梓みちよ プロフィール

1960年、宝塚音楽学校に入学。在校中に渡辺プロダクションのオーディションに合格し、同校は中退。レッスン期間を経て1962年に、”ボサノバ娘”のキャッチフレーズでキングレコードより『ボッサ・ノバでキッス』でデビュー。1963年、NHKのバラエティ番組「夢であいましょう」にて今月の歌として発表された『こんにちは赤ちゃん』が大ヒットとなり、同年の日本レコード大賞では大賞を受賞した。その後、1969年まで7年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど一躍スターへの階段を駆け上がり、1974年には『二人でお酒を』が大ヒット。人気番組「新婚さんいらっしゃい!」の2代目アシスタントを務めるなどマルチな才能を発揮した。その後もロングヒットを記録した『メランコリー』など数々の代表曲を輩出しながらも、2020年、76歳で惜しまれながらこの世を去った。

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