「露出している服を着る事が間違ってる?」DJ SODAの悲痛告白に倉田真由美氏が反論「服を選ぶのは自分」

DJ SODAの公式インスタグラムより

漫画家の倉田真由美(52)が観客からの性暴力被害を告発したDJ SODA(35)に対して8月22日、持論を展開。ネットで、話題となっている。

8月14日、前日に出演した大阪・泉南市で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」の公演中に、一部の観客から胸を触られる被害にあったとSNS上で告白したDJ SODA。一部で「露出の多い服を着ているからだ」という声が上がるなか同日、Twitter(現X)にこう投稿した。

《私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない。 私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる》
《ウォーターフェスティバルで露出している服を着る事が間違っているの? 私は自分が着たい服を着る自由があるし、誰も服装で人を判断できない。私の体は自分のものであって、他人のものじゃない》

そんなDJ SODAの意見を疑問視したのが倉田だ。「服装で人を判断できない」とDJ SODAが綴ったことについて、倉田は22日にTwitterで《いや、できるよ》と切り出し、こう投稿した。

《だって服を選ぶのは自分。センスも、自分をどう見せたいかも、その人の考え方から出てきたもの。何を着るか自由だからこそその人らしさが出るし、「ファッションは自己表現」と言える。服によって「どう見られるか」は、自分が引き受けなくてはならない》

さらに倉田は《半裸のような格好をしているからといって「触っていい」と解釈するのは勿論アウトだが、「性的に見られたいのね」「エロを全面に押し出すのね」と解釈するのは普通のこと。口に出して言わないだけで、そう思う人が多いのは当たり前》といい、《「そんな風に解釈しないで!そんなつもりはない」というのはちょっと無理がある。人の解釈はその人のものだ。発信者に強制され得るものじゃない》と記した。

■「全くその通り」のいっぽうで「主張が噛み合ってない」という指摘も

すると、倉田の投稿は大きな注目を集めることに。ネットでは《全くその通り。他人の内心の自由まで奪おうとするヤツって何様のつもりなんだと思ってしまいますね》《行動に移さない限りどのような印象を抱いても良いし、合法の範囲でならそれを出力しても良い》《どんな格好しててもいいと思うけど、露出の多いエロい格好をしたら、露出の多いエロい格好が好きでエロく見られたい人なんだなって見た人が思うのは自然な感情です》と倉田に賛同する声が上がっている。

いっぽう、《ベルリンでは当局が公営プールでの女性のトップレス遊泳を許可。このニュースを知った時やはり「エロく見られたい」からと思う?》《こう解釈するのが普通っていうのが「歪んでる」んだって。(白目)半裸の男性に対して「性的に見られたいのね」「エロを全面に押し出すのね」とはならんやろ》という否定的な声もあった。

また《外見で判断される事はありますよ ただ彼女は触られたくないと言ってるだけでエロく見られたくないとは言ってないのでそもそも主張が噛み合ってないかと思います》《DJ女性のコメントの趣旨から外れた枝葉の言葉だけ切り取り論破した気になってませんか?》とDJ SODAの発言の趣旨からずれていると指摘する声も上がっていた。

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