手製の銃?で生活保護継続求める 威力業務妨害容疑で男を逮捕 

京都府警木津署

 手製の銃のようなものを職員に見せて生活保護の継続を求めたとして、京都府警木津署は23日、威力業務妨害の疑いで、京都府木津川市加茂町の男(74)を逮捕した。

 逮捕容疑は21日午後4時15分ごろ、自宅に訪れた同市地域包括支援センターの女性職員に手製の銃のようなものを見せ、「生活保護を止めたらすぐ行く」となどと警告し、市役所に対応策を協議させて業務を妨害した疑い。「業務を妨害したつもりはない」と容疑を否認しているという。

 木津署によると、銃のようなものは全長約20センチで、ステンレス製のパイプ4本が束ねられ、引き金や持ち手はなかった。男の自宅から火薬や大量のねじを押収したという。

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