クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ出場を決めた。
今夏の欧州移籍マーケットで財力を武器に猛威を振るい、勢力を強めるサウジアラビア勢。22日に東地区と並行して、西地区でもACLプレーオフが行われると、アル・ナスルはUAEのシャバブ・アル・アハリ・ドバイと激突した。
C・ロナウドだけでなく、タリスカ、サディオ・マネ、マルセロ・ブロゾビッチをスタートから並べ、11分にブロゾビッチの左CKからタリスカのゴールで先制。しかし、18分に追いつかれ、後半開始早々に逆転を許してしまう。
その嫌な展開を引きずり、最終盤に入るが、88分にスルタン・アル＝ガナムが同点弾。そのままアディショナルタイムを迎えるが、90＋5分にタリスカが勝ち越し弾を決め、試合をひっくり返す。
続く同7分にはボックス右のC・ロナウドからバイタルエリア中央にパスを出すと、のブロゾビッチの左足シュートがゴール右に決まり、勝負あり。終盤の逆転劇で本大会行きを決めた。
サウジ・プロフェッショナルリーグではよもやの開幕2連敗を喫したが、サウジアラビア勢4つ目のクラブとしてACL本戦へ。そのほかのサウジアラビア勢ではネイマール加入のアル・ヒラルやカリム・ベンゼマのアル・イテハド、アル・フェイハが参戦する。
