【MLB】エンゼルスがエラーをきっかけに試合をひっくり返され、レッズに3-4で敗戦。大谷は3打数1四球でノーヒット

写真:ノーヒットに終わった大谷

8月22日の試合がハリケーンの影響で中止となったため、エンゼルスは23日からレッズとの3連戦を迎える。

エンゼルスでは、左有鉤骨を骨折して戦列を離れていたマイク・トラウトが約1カ月半ぶりに戦列復帰を果たし、「2番・中堅」でスタメンに名を連ねた。トラウトの離脱後、38試合で16勝22敗と黒星が先行しており、プレーオフ進出はかなり厳しい状況だ。大谷翔平は「3番・DH」で出場している。

エンゼルスはここまで7勝9敗のルーカス・ジオリトが先発を務めたが、一回表に2番マット・マクレーンに14号ソロを打たれ、先制を許す。一方、レッズの先発はここまで6勝8敗のグラハム・アッシュクラフト。一回裏の大谷の第一打席は空振り三振に終わる。

二回裏、エンゼルスは先頭打者の4番ブランドン・ドルーリー、5番マイク・ムスタカスが2者連続ホームランを放ち、逆転に成功。三回裏に第二打席を迎えた大谷は四球を選ぶ。
(2者連続ホームランの動画はこちら

四回裏にはローガン・オホッピーが5号ソロを放ち、エンゼルスはリードを2点に広げた。しかし直後の五回表、二死二、三塁の場面で打者に3番エリー・デラクルーズを迎えると、ノーラン・シャヌエルがファーストゴロを捕球できず、二者が生還。エラーで2点を失い、同点に追いつかれる。さらに、続く4番スペンサー・スティアーにレフトへのタイムリーを放たれ、3-4と勝ち越しを許す。

エラーをきっかけに一気に試合をひっくり返されたエンゼルスはその裏、1番シャヌエルからの打順となるが、2番トラウト、3番大谷を含む三者連続三振に終わる。

七回表、エンゼルスはジオリトに代えてホセ・ソリアーノをマウンドへ。1番TJ・フリードルをセカンドゴロで仕留めると、2番マット・マクレーンを四球で出塁させるも、続くデラクルーズをセカンドフォースアウトに。さらに盗塁を狙ったデラクルーズをタッチアウトとし、打者3人でこの回を終える。

八回裏にレッズはサム・モールをマウンドに送る。エンゼルスはシャヌエルに代えてエドゥアルド・エスコバーが打席に立つも、空振り三振。続くトラウトがショートへの内野安打を放ち、一死一塁の状況で大谷がバッターボックスへ。一打逆転の場面ではあったが、レフトへのファウルフライに終わる。続くドルーリーはレッズの3番手としてマウンドに上がったイアン・ジボーの前にセカンドゴロに倒れる。

九回表、エンゼルスは4番手のアーロン・ループが登板。1番フリードルにバントヒットを許すも、無失点で切り抜けた。その裏、レッズは3番手のアレクシス・ディアスがマウンドへ。エンゼルスは5番ムスタカスが空振り三振に終わると、続く6番オホッピーが死球で出塁。代走ミッキー・モニアックが盗塁を試みるも、チャレンジも実らずタッチアウト。その後、グリチックがショートゴロに終わり、試合は3―4で終了した。

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