押収スマホで誤ってインスタ投稿 京都府警、受け子容疑者に謝罪

京都府警本部

 京都府警城陽署の捜査員が6月、特殊詐欺事件の受け子とみて逮捕した容疑者から押収したスマートフォンを調べた際、操作を誤り、犯行に関係する画像をインスタグラムに投稿していたことが23日、府警への取材で分かった。スマホを返却された容疑者が気付いて発覚、署は謝罪したという。

 府警によると、容疑者は6月、窃盗の疑いで逮捕された。捜査員は、共謀が疑われる人物との連絡履歴などを確認するため、証拠品として押収したスマホを容疑者の同意を得て調べた。

 その際、地図アプリの画像をインスタグラムに誤って投稿。画像は容疑者が事件時に移動した経路に関するもので、指示役とみられる人物から送るよう求められていた。

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