千葉県八千代市の、市内を流れる印旛放水路「新川」の水辺を生かしたまちづくり計画が国の支援制度に登録されました。
服部友則市長は記者会見で「新川は宝になり得る。市の発展につながる」と述べました。
印旛沼・印旛放水路沿いの八千代市と千葉市、それに佐倉市は連名で県立八千代広域公園、花島公園、佐倉ふるさと広場と3市それぞれの施設周辺に水辺の拠点を整備する計画を国土交通省に申請し、8月10日、「印旛沼・印旛放水路かわまちづくり」として登録されました。
これにより、国が河川管理者である県を財政支援し、水辺の拠点となる護岸の整備を進め、3市は、その利用の促進に取り組みます。
具体的には、八千代広域公園内の中央図書館前にスロープなどを整備し川でサップなどのアクティビティを楽しめる親水空間を目指すほか、花島公園の周辺では、カヤックやキャンプなどを楽しめる空間作りを、佐倉ふるさと広場では水辺の遊歩道などで広場の拡張を図ります。
3市には24日、国土交通省から「印旛沼・印旛放水路かわまちづくり」の登録証が伝達されます。
八千代市 服部友則 市長
「(登録で)新川は八千代市のシンボルだが、宝になり得る。ますます市の発展につながる。市内外にPRしていきたい」