混乱の中、生きる子どもたち 対馬丸記念館で「戦争と子ども」展 沖縄戦からウクライナ侵攻まで

 対馬丸記念会による特別展「写真で見る(知る)戦争と子ども達~過去と未来を見つめて」が22日、対馬丸記念館で開幕した。1944~45年の沖縄戦をはじめ、2022年2月から続くロシアによるウクライナ侵攻まで、戦地の子どもたちの様子など写真やパネル約60点を展示している。9月22日まで。

 混乱の中で泣き叫ぶ、負傷して治療を受ける、国を追われ難民となるなど、過酷な暮らしを余儀なくされるさまざまな子どもたちの様子を紹介する。一人一人の命の大切さに違いはないことを訴える内容になっている。

 開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)。木曜休館。問い合わせは対馬丸記念会、電話098(941)3515。

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