全国消防救助大会 倉敷から12人 25日出場 「安全と確実第一に」

全国大会に向けて訓練に励む倉敷市消防局の隊員たち

 25日に札幌市で開かれる「全国消防救助技術大会」に、倉敷市消防局から2個人3チームの計12人が中国地区代表として出場する。隊員たちは「訓練の成果を出し切る」とトレーニングに打ち込んでいる。

 7月に岡山市であった中国地区大会で上位に入り全国切符をつかんだ。はしご登はん▽ほふく救出(3人一組)▽障害突破(5人一組)▽基本泳法▽人命救助(3人一組)の5部門に個人・チームで出場する。

 隊員は勤務中だけでなく非番の日も毎日2、3時間練習。23日ははしご登はんなどの訓練を公開し、かけ声とともにきびきびとした動きを見せていた。

 障害突破に臨む倉敷消防署の橋本宏久消防士長(33)は「同じメンバーで練習を重ねてきた。安全、確実を第一にスピードも上げたい」と話した。

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