サーフィン稲葉「金メダル狙う」 笑顔で五輪へ意欲

ポーズを取るサーフィン男子の稲葉玲王=23日、東京都内

 サーフィン男子で2024年パリ五輪の出場権を条件付きで獲得した26歳の稲葉玲王が23日、東京都内で取材に応じ「出るからには金メダルを狙っていきたい。一生に一本という波に乗れたら」と、初の大舞台へ向けて笑顔で抱負を述べた。来年2月開幕のワールドゲームズ(プエルトリコ)に出場すれば、五輪切符が正式に確定する。

 五輪会場のタヒチ(フランス領ポリネシア)は世界屈指の危険な波で知られ、筒状の波をくぐるチューブライディングが勝負の鍵を握る。10年ほど前に初めて訪れた際は「本当に怖くて、波に乗りに行くことができなかった」と振り返り「気持ちで負けないように準備していけたら」と意気込む。

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