暑さが長引き秋が短く…「秋商戦」に変化は? 物価高騰の影響を受ける商品も 岡山

立秋を過ぎ、暦の上では秋。岡山市の店では「秋商戦」が始まっています。長引く暑さで秋が短くなっていることを踏まえ、対策に乗り出しているところもあります。

(松木梨菜リポート)
「こちらのお店ではきょうから秋物が店頭に並びました」

岡山市のさんすて岡山北館1階にあるファッションや雑貨を取り扱うセレクトショップ「レセプション岡山店」です・

2023年のトレンドはブラウンやグレーなどの落ち着いた色に明るい差し色を使うことだということです。

まだ暑い日が続き、ここ数年は秋が短いと感じる中、こちらでは取り扱う商品を変え、対策に乗り出しました。

(レセプション岡山店/佐藤成美さん)
「頻繁にお家でも洗濯機で回していただけるようなものを提案させていたただいてます。夏が終わってないなって感じがするので」

自宅で洗える以外にも、綿100%のセーターを並べるなど、汗をかいてもさらっと着られるものを提案しています。

(レセプション岡山店/佐藤成美さん)
「旅行に行かれる方が増えているイメージではあるので、おしゃれに敏感なお客様に積極的にアピールしていけたらと思ってます」

一方、早くも「秋スイーツ」も登場しています。

さんすて岡山南館2階、岡山市南区に本店があるフルーツタルト専門店「ガウディ」です。

(松木梨菜リポート)
「店頭には20種類ほどが並ぶんですが、ブドウを使ったタルトやケーキを秋の商品として販売しています」

9月には自社農園で栽培したピオーネのタルトも販売予定ですが、秋の商品は物価高騰の影響を受けそうです。

(フルーツタルト専門店 ガウディ/山品真利さん)
「原材料も含め全てのものが高騰しておりますので、皆様にはご負担かけますけれど少し値段を上げることになると思います」

ただ、駅の中にあり観光客の需要も増えていることから、今後に期待しています。

(フルーツタルト専門店 ガウディ/山品真利さん)
「岡山のおいしいフルーツがたくさんありますし、新幹線で全国から来られる場所なので喜んでいただけたらうれしく思っております」

© 株式会社瀬戸内海放送