除草剤散布認め幹部が謝罪 茨城、埼玉の5店舗前

 茨城県と埼玉県は23日、中古車販売大手ビッグモーターが、両県の計5店舗前の植え込みに除草剤をまいていたことを認め、同社幹部から謝罪を受けたと明らかにした。店舗前では街路樹の枯死や消失がみられ、両県は同社に原状回復を求める。

 茨城県内で除草剤がまかれたのはつくば市、阿見町、ひたちなか市の3店舗。このうちつくば市の店舗に関して、県警に器物損壊容疑で被害届を提出する方針。

 埼玉県では同社幹部が県に2店舗の散布を報告。当初否定していた八潮店(八潮市)に関し、前店長が2022年7月から月1回程度、切り株の周りにまいていたことを新たに認めた。

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