【甲子園】恩師・OB・白河の関から仙台育英にエール 尾形選手の祖父母も健闘たたえる

夏の甲子園、仙台育英は残念ながら準優勝となりましたが、恩師やOBからは最後まで熱い声援が送られました。

エースの高橋投手とバッテリーを組む捕手の尾形選手の母校、宮城県登米市の佐沼中学校時代の恩師、吉野秀幸さんは自宅のテレビで応援し、試合には負けたものの2人の活躍を讃えました。

吉野秀幸さん「佐沼、登米市、宮城、東北の誇りです。ありがとうと伝えたいです。お疲れ様という気持ちと、まだまだ野球人生もこれからだと思うので、次のステオージで頑張って欲しいと伝えたいです」

仙台育英の練習場に近く、須江航監督や選手らがしばしば訪れる宮城県多賀城市の油そば専門店では、仙台育英硬式野球部OBでもある店長が、選手たちと同じ気持ちになろうとユニフォーム姿で応援を続けました。

油そば専門店はてな多賀城本店鈴木賢城店長「悔しいですね。でも、ここまでやってきてやってこれたっていうのが本当に奇跡ですし、最高の舞台で最高の仲間たちとこうやって野球できたのがほんとに見てて幸せだなって思います」

湯田投手の出身地に近い、福島県の白河の関近くでも80人が集まり試合を見守りました。

「残念でしたけれども、湯田投手をはじめ仙台育英の皆さん感動をありがとうございました。準優勝でしたけど、全国準優勝ですのでとても誇りだと思います。「みんな努力してここまで来たことがすごいと思ってます」

試合終了後、仙台駅前の商業施設アエルには、仙台育英の準優勝を称える垂れ幕が掲げられました。

エース高橋投手と尾形捕手の出身地、宮城県登米市でも連覇に挑んだ姿に声援が送られました。

尾形選手の祖父母らがテレビ中継を見ながら、孫たちの最後の夏を応援しました。

仙台育英の150キロトリオをリードし、今大会2本のホームランを打っている尾形選手。決勝でも躍動しました。

5回からはエースの高橋投手がマウンドに。小学校からバッテリーを組む幼なじみの2人です。

夏の連覇は惜しくも逃しましたが、準優勝を果たした孫たちに惜しみない拍手を送りました。

尾形憲治さん「さすが孫。要になってみんなをまとめたということは、勝敗は別にしてうれしいです。本人も一生の思い出になると思います。(2人は)本当に仲が良くて小学時代からバッテリー組んでやっていて、2年続けてここまで活躍するとは夢にも思っていませんでした」

尾形隆子さん「暑い中、けがなく終わったこと、本当に感動をいただきました。ご苦労様です」

© 株式会社東日本放送