東九州自動車道建設促進日南・串間・志布志地区協議会（会長・高橋透日南市長）は19日、串間市文化会館で総決起大会を開いた＝写真。地元3市の市長や住民ら約千人が、全線開通に向けて活動の継続を確認した。
高橋会長はあいさつで「今年3月には清武南―日南北郷インターチェンジが無事開通した。引き続き防災や地方創生での必要性を国へ訴え、早期完成を目指す」と誓った。その後、日南市南郷―串間市奈留（13.3キロ）の早期事業化や事業中区間の早期開通、防災・減災のための高速道路ネットワーク整備などを求める大会決議を採択。最後に全員でガンバロー三唱で結束した。
このほか、国土交通省九州地方整備局の森戸義貴局長が、3市間での東九州道整備の進捗（しんちょく）状況について講演。3市の高校生3人による意見発表もあり、「命を救う手段を増やすために早期開通を」などと訴えた。
