『ネガティブな犬』がよくする仕草や行動3つ スキンシップを取るときに注意すべきこととは

「ネガティブな犬」がよくする仕草や行動

あなたの愛犬はポジティブな性格ですか?それともネガティブな性格でしょうか?

今回は、「ネガティブな犬」がよくする仕草や行動を紹介しますので、愛犬に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

1.震える

ネガティブな犬は、震えることが多くあります。寒い訳でもないのに愛犬がプルプルと震えている時は、何らかの不安を感じているサインです。

ネガティブな思考をしやすい犬は(怖いことが起きたらどうしよう…)などと悪い連想をしがちなので、些細なことでストレスを感じやすい傾向にあります。

ただし、痛みがあったり体調が悪い時にも震えることがあるので、愛犬の震えがおさまらない時は動物病院を受診しましょう。

2.諦めが早い

オモチャが狭い場所に入ってしまった時や、知育玩具の中のオヤツを取りたい時、ネガティブな犬はすぐに取るのを諦めてしまいます。

成功体験が乏しかったり、褒められた経験がない犬は「どうせ自分なんて…」「頑張っても無理だろうな」などと思いがちです。

そんな愛犬を見ていると、飼い主さんは「もうちょっと頑張りなよ!」とじれったく感じてしまうかもしれません。

3.飼い主から離れようとしない

ネガティブな犬の中には、「ご主人がいなくなったらどうしよう」「置いていかれるかも」という不安から、飼い主さんから片時も離れようとしない子もいます。

これは「分離不安」と呼ばれる状態で、お留守番ができないなど様々な問題の原因になります。悪化すると犬はストレスから体調を崩したり、自傷行為をしてしまうことも。

分離不安を改善するためには、愛犬と信頼関係を築く、ひとりで過ごすことに慣れさせるなど根気強くトレーニングする必要があります。

「ネガティブな犬」とスキンシップを取るときに注意すべきこと

愛犬がネガティブな性格の場合、スキンシップを取るときは少し慎重になりましょう。

飼い主にはそんなつもりがなくても、少し雑に扱われただけで犬は「怖いことをされた!」「ご主人に嫌われているかも」とネガティブな気持ちになってしまう可能性があります。

とはいえ、ハレモノに触れるような接し方や、甘やかしすぎも良くありません。

ネガティブな犬には自分の頭で物事を考えさせ、成功体験をたくさんさせることが大切です。そして、犬が自分で行動できた時は思いっきり褒めてあげましょう。

犬は人間の反応や言葉をよく理解しているので、愛犬が失敗した時は決して馬鹿にして笑ったりしてはいけません。マイナスな言葉を言われると、犬はさらにネガティブになってしまいます。

まとめ

愛犬がネガティブな性格でストレスを感じやすく体調も崩しやすいという場合は、少しでもポジティブになれるように飼い主が配慮してあげたほうが良いでしょう。

しかしながら、「うちの子はネガティブだからダメ」と思ったり、「もっとポジティブにならなきゃ!」と焦る必要はありません。

犬も人間と同じように性格には個性がありますので、生まれつきポジティブな犬もいれば、どちらかというとネガティブな犬もいます。少しくらいのネガティブさは、愛犬の個性だと捉えることも大切なのではないでしょうか。

生活する上で困ることや問題行動は改善しつつ、愛犬の個性を尊重してあげられると良いですね。

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