遠藤航が最高額!リヴァプールが獲得した「最も高額な30代選手」5人

今夏のマーケットでシュトゥットガルトからリヴァプールに移籍することになった日本代表MF遠藤航。

今回は「リヴァプールがこれまで獲得してきたなかで、最も高額な移籍金が支払われた30代の選手」のTOP5をご紹介する。

5位:ソティリス・キリアコス

加入年:2009年

獲得元:AEKアテネ

国籍:ギリシャ

加入時の年齢:30歳

移籍金:300万ユーロ(およそ4.78億円)

190cmを超える身長を持つギリシャ代表の大型センターバック。パワフルな空中戦とフィジカルを武器とし、ポニーテールの髪型が特徴的だった。グラスゴー・レンジャースとアイントラハト・フランクフルトで活躍を見せた後でリヴァプールへやってきた。

ラファエル・ベニテス監督の下でサミ・ヒーピアの後継者として活躍したものの、2シーズンを過ごしたあとにドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクへとフリーで移籍していった。

4位:ラグナル・クラヴァン

加入年:2016年

獲得元:アウクスブルク

国籍:エストニア

加入時の年齢:30歳

移籍金:500万ユーロ(およそ7.97億円)

ユルゲン・クロップ監督が獲得した中でも最も驚きの補強だった選手の一人。センターバックが手薄だったところでドイツ・ブンデスリーガで活躍したエストニア代表DFのラグナル・クラヴァンを獲得した。

この500万ユーロはエストニア人選手としては歴史上最高額。リヴァプールでは2年間に渡ってバックアップとして役割をこなし、2018年にイタリア・セリエAのカリアリへと移籍している。

3位:クリスティアン・ポウルセン

加入年:2010年

獲得元:ユヴェントス

国籍:デンマーク

加入時の年齢:30歳

移籍金:548万ユーロ(およそ8.73億円)

シャルケ04とセビージャで潰し屋としてブレイクしたデンマーク代表MF。金髪の涼しげな容姿と最強に激しいプレースタイルを兼ね備えた選手で、ユヴェントスから2010年にリヴァプールへと加入した。

活躍した試合もあったが地味で無骨なスタイルがあまり受け入れられず、途中就任したダルグリッシュ監督の下では出場機会が減少。2011年夏にエヴィアンへ移籍していった。

2位:リッキー・ランバート

加入年:2014年

獲得元:サウサンプトン

国籍:イングランド

加入時の年齢:32歳

移籍金:550万ユーロ(およそ8.76億円)

幼少期にはリヴァプールのユースに所属していたがトップに上がれず、そのまま下部リーグに移籍してプレー。2009年に加入したサウサンプトンで3部からプレミアリーグまで昇格し、ストライカーとして大ブレイクを果たした。

そして2014年に念願のリヴァプール加入に成功したものの、シーズンで2ゴールと期待を裏切ってしまい、わずか1年で退団に。WBAへと移籍したあとは度重なる怪我に悩まされ、2017年には現役を引退することになった。

1位:遠藤航

加入年:2023年

獲得元:シュトゥットガルト

国籍:日本

加入時の年齢:30歳

移籍金:1900万ユーロ(およそ30.28億円)

今夏のマーケットで突然決定した遠藤航の移籍。シュトゥットガルトでキャプテンとして信頼を受けてきたが、中盤が人材難となったリヴァプールが獲得に動き、遠藤本人が夢であったイングランド・プレミアリーグへの挑戦を選択した。

【関連記事】驚きの「古巣復帰を決断した」9名のスター選手たち

その移籍金は異例ともいえる1900万ユーロに達しており、これまでリヴァプールが獲得した30代選手としては最高額のものとなった。

© 株式会社ファッションニュース通信社