意匠凝らした骨つぼ45点 能美で作家7人作品展

意匠を凝らした骨つぼ作品が並ぶ会場=能美市福島町

 県内外の陶芸やガラス作家7人が手掛けた骨つぼアート作品の展示会「CORE BOTTLE」(北國新聞社後援)が23日、能美市福島町のふくさとギャラリーで始まった。家型やステンドグラス、封筒型など従来の素焼きの骨つぼとは趣が異なる意匠を凝らした45点が並んだ。

 苧野憲夫(陶芸)、池上直人(ガラス)、木田智滋(建築)、寺田一行(版画)、辺本良治(ステンドグラス)、南淳史(造形)、山下一三(陶芸)の7氏が出品した。

 図面をデザインした上で木や石で仕上げた家型の骨つぼをはじめ、押し出し成型の技術を使った星型と土型の陶芸、シカの造形作品など作家それぞれの世界観を表現したデザイン性あふれる力作が展示された。29日まで。

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