滋賀県立安土城考古博物館 企画展「発掘された近江Ⅲ 信長・光秀・秀吉・家康の城」9月18日まで

茶道人.com編集部[著]

滋賀県立安土城考古博物館(滋賀県近江八幡市)では、企画展「発掘された近江Ⅲ 信長・光秀・秀吉・家康の城」を9月18日まで開催中です。本展では、近江に築かれた天下人の城の特徴や意義を、発掘調査で出土した資料やパネルで紹介しています。

滋賀県(近江国)には、天下人となる織田信長、明智(惟任)光秀、羽柴(豊臣)秀吉、徳川家康が自らの居城として、あるいは天下を治めるために築かせた城があります。本展では、これらの城跡での出土品の内、約360点が展示されています。展示品の中には「天目碗」や「茶釜」、「茶入れ」など、さまざまな種類の茶道具も出土品として含まれています。この内、「天目碗」については4人の天下人の城跡それぞれの出土品が展示されており、見比べながら鑑賞することができます。

ぜひ足を運んで、城跡に遺された品々から、天下人に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

2023年7月22日から9月18日まで。
滋賀県立安土城考古博物館

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