柔道81キロ級・永瀬貴規 パリ五輪内定 東京「金」 3大会連続の五輪出場

 全日本柔道連盟は23日、オンラインで強化委員会を開き、来夏のパリ五輪代表に男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成、長崎市出身)ら男女6人を内定した。永瀬は3大会連続の五輪出場で、全競技を通じて長崎県勢の内定第1号となった。
 永瀬は長大付小、長大付中、長崎日大高出身の29歳。初出場した2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダル。続く21年東京五輪では同階級で日本勢5大会ぶりとなる金メダルに輝いた。今月上旬のマスターズ大会(ブダペスト)男子81キロ級で日本勢最高となる銅メダルを獲得し、2番手以下との差が大きく開いたと判断された。
 全柔連は第1段階として6月に男女4人を内定しており、今回と合わせて男女14階級のうち、10階級で代表が決まった。

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