ポイントレース日本勢トップの7位 古江彩佳「最後はパターで決め切れるか」

上位争いへキーポイントがグリーン上(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇CP女子オープン 事前(23日)◇ショーネシーG&CC (カナダ)◇6709yd(パー72)

2週前の「AIG女子オープン(全英女子)」を終え、古江彩佳は日本に一時帰国した。18日(金)にカナダに到着するスケジュールを組んだことで、日本での時間は約1日半。故郷での時間は「12時間ぐらい寝ていました。寝て終わりました」とクラブは握らずに体を休めた。

チーム戦を除き17試合に出場する今季はトップ10が7試合で予選落ちは1試合のみだ。賞金ランキングは8位、ポイントレースでは7位と上位につけている。

賞金ランキングは8位、ポイントランキングでは7位につける(撮影/田辺安啓(JJ))

2週前の「AIG女子オープン」では4位にいたポイントレース。「一度上位にいて1位が見えたところで下がってしまって。そこは悔しいのでまた上位を目指しながらそこも頑張りたい。一試合ずつ頑張ればついてくる」と強調した。

しかし、7月「アムンディ エビアン選手権」からの直近3試合は36位、47位、21位と上位争いには加われていない。

グリーン周りの粘っこい芝は注意ポイントという(撮影/田辺安啓(JJ))

古江の強みとも言えるショットの精度自体に大きな変化がないだけに、「最後はパターで決め切れるか。打ち切れるか。たまにあるミスもゴルフなので仕方がないと理解しながらやっているけど、パターで打ち切れていないのがスコアメークで悪い部分かな」と反省点をあげた。

予選ラウンドは畑岡奈紗と同組で、初日は午前7時44分(日本時間24日午後11時44分)に10番ティからスタートする。「しっかり自信を持ちながら、楽しんで。毎日アンダーを目指していければ」と気合を入れた。(カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー/石井操)

初日は畑岡奈紗と同組となった(撮影/田辺安啓(JJ))

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