ヤンキースが110年ぶりの10連敗を回避 ジャッジが初の1試合3発

【ナショナルズ1-9ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

9連敗中のヤンキースはアーロン・ジャッジが2打席連続アーチを放つなど、2回までに6点を先行。7回裏にはジャッジの3本目のアーチなどで3点を追加し、9対1でナショナルズに快勝して1913年以来110年ぶりとなる10連敗を回避した。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは7回途中まで1安打無失点に抑える好投を見せ、3勝目(8敗)をマーク。ナショナルズ先発のマッケンジー・ゴアは4回4安打6失点(自責点2)で10敗目(6勝)を喫した。

泥沼の9連敗となったヤンキースを救ったのは、やはり昨季MVPに輝いたこの男だった。1回裏の第1打席で25号先制ソロを放つと、2回裏二死満塁のチャンスで回ってきた第2打席ではリードを6点に広げる26号グランドスラム。7回裏の第4打席ではライトへダメ押しの27号ソロを叩き込み、自身初の1試合3本塁打を達成した。不振が続いていたセベリーノも7回途中1安打無失点という好投を見せ、ヤンキースは9対1で快勝。1982年以来41年ぶりの9連敗をようやくストップした。

ヤンキースの選手による1試合3本塁打は34度目。ジャッジは1試合3本塁打を記録した球団史上25人目の選手であり、2022年4月26日(現地時間)のアンソニー・リゾ以来の達成者となった。これで今季は72試合に出場して打率.279、27本塁打、54打点、出塁率.406、OPS1.051。2度の戦線離脱があり、現在も万全のコンディションではないものの、怖い打者であることに変わりはない。

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