青森県内の小中学校在学者、過去最少を更新 5月時点

 県は23日、2023年度学校基本調査の青森県分速報値で、小中学校の在学者がいずれも統計開始以来過去最少だったと公表した。また、特別支援学校を除く全ての学校種で在校生が前年度より減少した。

 5月1日時点の調査によると、小学校に在学する児童数は5万2437人(前年度比1207人減)、中学校の生徒数は2万8541人(同501人減)、高校全日制・定時制に在学する生徒数は2万8287人(同1062人減)だった。

 在学者数は小学校が1980年度以降、中学校が87年度以降、高校が90年度以降、それぞれ減少を続けている。

 また、専修学校は2203人(同95人減)、外国語や簿記、経理などを学ぶ各種学校は137人(同20人減)でいずれも過去最少だった。特別支援学校の在学者は1696人で前年度比で29人増えた。就職率などを含む確定値は12月に公表される予定。

© 株式会社東奥日報社