「ちょっとした掘り出し物を手に入れた」懐疑的な目も向けられた遠藤航、元イングランド代表MFは称賛の言葉「本当に彼が好き」「絶対的なリーダー」

[写真:Getty Images]

元イングランド代表MFで、バイエルンやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティでもプレーしたオーウェン・ハーグリーブス氏が、リバプールの日本代表MF遠藤航を称賛した。

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日本代表のキャプテンでもあり、シュツットガルトでもキャプテンを務めていた遠藤。しかし、中盤の補強に失敗していたリバプールが急遽関心を寄せると、一気に移籍決定まで話がまとまり、夢であったプレミアリーグ挑戦が決まった。

その遠藤は、加入翌日に行われたボーンマス戦で緊急出場。予想外のデビューを果たしたが、持ち味であるデュエルや縦パスで絡むなど、良いパフォーマンスを見せていた。

しかし、遠藤は30歳という年齢、そして取り逃がしたエクアドル代表MFモイセス・カイセド、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアとの比較で、獲得を疑問視されることもあった。

ただ、プレミアリーグでもプレーしたハーグリーブス氏は『Premier League Productions』で遠藤について言及。そのパフォーマンスを称賛した。

「彼はセクシーな名前ではないが、インパクトのある選手だ。私は本当に彼が好きだ。彼はリバプールにとっても6番となるだろう」

「彼はボールを保持しているとき、プレッシングの面で素晴らしい。正直なところ、彼の身長が170cmしかないことを考えると、空中戦は素晴らしい」

「彼の縦へのスピードは異常だ。シュツットガルトのキャプテンであり、母国のキャプテンでもある。絶対的なリーダーだ」

「彼は30歳で契約が1年残っていたから、2000万ユーロ(約31億5000万円)もした。しかし、リバプールはちょっとした掘り出し物を手に入れたと思う」

確かにリバプールから見ればビッグネームとは言えないかもしれないが、ユルゲン・クロップ監督も口にしていたようにブンデスリーガでの実績は十分。ピッチ上のパフォーマンスで、賞賛を受けることを目指したい。

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