NX総研/2023年度国内貨物輸送量(7月改訂) 総輸送量2年連続減 営トラ2年ぶりプラス転換

 NX総合研究所(廣島秀敏社長)が7日発表した2023年度の国内貨物輸送量の予測値は、前回4月発表から0・3ポイント上方修正し41億7840万㌧とした。総輸送量は前年度に比べ0・2%(730万㌧)減、21年度比では1・6%減と2年連続マイナス見通し。荷動きは全体的にまだ力強さに欠け、建設関連貨物は引き続き改善に転じることがないことからコロナ前(19年度)水準に届かない。ただ、内需が上向くことに伴い消費関連貨物や生産関連貨物の回復を見込む。営業用自動車は2年ぶりのプラス転換になりそうだ。

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