静岡県西部で非常に激しい雨 落雷で天浜線5時間以上運行を停止 午前休園の観光施設も

8月24日の静岡県内は湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が不安定になり、山間部や県西部で正午までに100mmを超える非常に激しい雨が降った地域がありました。落雷のため天竜浜名湖鉄道が5時間以上にわたって全線で運行を止めたほか、はままつフラワーパークも午前は休園となりました。

気象庁によりますと、24日正午までの24時間の雨量は、浜松市天竜区熊で145.5mm、天竜区春野で115.0mm、静岡市葵区鍵穴で108.5mmと100mmを超えた地点があるほか、浜松でも98mmの雨を観測しました。

落雷も発生し、天竜浜名湖鉄道は信号にトラブルが起きるなどした影響で24日午前7時40分ごろから午後1時まで、全線で列車の運行を停止しました。運行は再開されましたが、ダイヤは大幅に乱れています。

また、はままつフラワーパーク(西区)でも落雷で園内の電気系統や電話に不具合が出て、午前中開園できない状況となりました。午後からは開園されています。

© 静岡放送株式会社