梅沢富美男、アルピー・平子、松村沙友理が“防災クイズ”に挑戦! 大切な人を守る力をアップ

TBS系では、関東大震災から100年となる9月1日に、加藤浩次とホラン千秋がMCを務める報道特別番組「関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら」(午後5:50)を放送。東日本大震災で大きな被害を受けた福島県出身の梅沢富美男と平子祐希(アルコ&ピース)、幼少時に阪神・淡路大震災を経験した松村沙友理をゲストに迎える。

「関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら」では、もし今関東大震災が起きたらどうなるのか、どうすれば命が守れるのかを、加藤、ホランと共に探りながら、「防災クイズ」や「大実験」「再現ドラマ」を通して、防災力がアップできる方法を紹介。関東大震災で多くの犠牲を出した“揺れ”“津波”“火災”“デマ”の四つのテーマを深掘りし、巨大地震への理解を深めていく。

防災にまつわるクイズでは、「もしもエレベーターに乗っている時に緊急地震速報が出たら?」「低体温症を防ぐために効果的なタオルの使い方とは?」「初めて来た土地で、津波から安全な場所に逃げ切る方法とは?」などを出題。回答を考えることで、防災力をアップさせることができる。解説は、TBSテレビ報道局解説委員(災害担当)の福島隆史氏が担当する。

さらに、VTRでは玉井詩織(ももいろクローバーZ)が、100年前の関東大震災が残した爪痕を海に潜って取材。あばれる君は関東大震災で多くの被害を出した“火災旋風”を発生させる実験をリポート。そして、元自衛官芸人のやす子は、土地勘のない場所で津波発生時に安全な場所まで逃げられるかの実験に挑戦する。

収録を終え、加藤は「今回、テーマの一つとして“デマ”を扱いました。災害時に“デマが流れる”ということは、どんなに防いでも必ず起きてしまう。だから、そのデマに自分たちがだまされないようにすることが大事だというのは、勉強になりました」と報告。

ホランも「地震は強い揺れだけでなく、津波や土砂災害、火災などさまざまなリスクがあるのが分かりました。今回さまざまな角度から地震の危険を検証することで、私自身の防災力も高まったので、早速いろいろと実践してみたいと思います」と感想を伝える。

そして、ゲストの梅沢は「いざ大きな震災が起きた時に『経験がなかったから』では済まされないなと、あらためて思いました。今回の番組を通して、やっぱり『備えあれば憂いなし』というのを感じています」とコメント。

平子は「地元(福島県いわき市)があれだけ被災したことで、自分自身いろんなことを調べたり学んだりしてきたつもりだったのですが、今回番組の中で取り上げた、『消火器の使い方』という基本中の基本が分かりませんでした。僕自身がそういった基本を見つめ直すいい機会になりました」と、あらためて基本を学ぶ大切さを感じた様子。

松村も「私自身、幼い頃恵、阪神・淡路大震災を経験しましたが、日本に住んでいるとさまざまな災害が起こっているので、なんとなく防災に対する知識はあるつもりでした。でも、いざクイズに答えてみると全然当たらなくて、“知っているつもり”というのが一番怖いなとあらためて感じました」と気を引き締めた。

また、特番の前後1週間、「JNNニュース」(随時放送)や「Nスタ」(月~金曜午後3:49。一部地域を除く)、「news23」(月~木曜午後11:00、金曜午後11:30)などの報道番組では、「関東大震災100年プロジェクト つなぐ、つながる」と題して、関東大震災や防災に関する企画を集中的にオンエアしていく。

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