コウチーニョが最長1カ月の離脱も…中東行き濃厚の情勢は変わらず

[写真:Getty Images]

アストン・ビラの元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)が3〜4週間の離脱を余儀なくされるようだ。

アストン・ビラの余剰戦力となっているコウチーニョ。スティーブン・ジェラード前監督時代はそれなりに活躍もしていたが、ウナイ・エメリ監督の就任後はベンチウォーマーとなり、ケガもあって次第にベンチからも外れるようになった。

今シーズンのプレミアリーグ開幕2試合はいずれも途中出場。ただ、第1節のニューカッスル戦は3点ビハインドで敗色濃厚となった87分から、逆に第2節のエバートン戦は3点リードで勝利濃厚となった64分からと、序列を回復したとは言い難い。

また、エバートン戦では投入から20分足らずで負傷交代。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、コウチーニョはハムストリングを損傷し、3~4週間の離脱になるという。

以前からカタールとサウジアラビアの複数クラブがコウチーニョ獲得を目指して争奪戦を繰り広げていると伝えられるなか、アストン・ビラも一刻も早いチームトップクラスの高給取りの売却を望んでいるとされ、8月末のケガは痛恨と言える。

それでもカタールの今夏の移籍市場は9月18日、サウジアラビアは9月20日まで開いており、いずれかのクラブへの移籍話がまとまった場合、最長でも1カ月のケガであるコウチーニョのメディカルチェックは問題なさそうとのことだ。

アストン・ビラは今夏中のコウチーニョ売却にゴーサインを出しているとのことで、現段階ではカタール行きに近いとみられている。

© 株式会社シーソーゲーム